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2004.7/26 Mon. フランス語と古本、そして宿酔…

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今日からいよいよフランス語のレッスン開始。習いごとなんて久々なのでかなり緊張気味です。gris-gris配布の時にちょこっと交流のあった北浜のleCours(ル・クール)さんに通っているのですが、教室のある新井ビルというのがこれまた素敵で。大正11年築、なんと奈良ホテルや皇居二重橋を手がけた建築家・河合浩蔵氏の手によるモダーン・ビルヂングで、階段がパリのアパルトマン風吹き抜け螺旋状になっているのも素晴らしい。「A・B・C(アー・ベー・セー)からはじまる超初心者クラスなんですが、先生に「Tres
Bian(トレ・ビアン)!」と言われるとやっぱり嬉しいものですねー(笑)。本当に学生だった時にも、これくらい熱心に勉強しておけばよかったとすこし後悔。教室というよりサロンといった感じの、こじんまりと親密な雰囲気もいいかんじ。
その後、7/26からCalo Bookshop & Cafeではじまった「大人の課題図書」へ。画像はカロのカフェスペース&ギャラリー展示風景です。思ったより本の点数は少なかったのですが、なかなか濃い本が出ていました。特にモダンジュース古書部の「どこへも行かない夏休み」セレクトは絶妙!その後、仕事の打ち合わせを1コ終えた後、また北浜に戻り久しぶりに「アトリエ箱庭」さんへ。gris-gris02号の校正をお願いするためだったのですが、例によって飲み出すと勢いがついてしまいものすごい酔っぱらいに…。どうやってチャリで家まで帰ったのかまったく覚えてません(さすがに反省)。しかも、怒濤の宿酔オマケつき。そうそう、箱庭さんは9月に移転されるそうで、その辺の情報も02号に掲載する予定です。来月には確実に街にでまわるでしょう…ぜひ、お楽しみに。
le Cours(ル・クール) HP http://www.le-cours.com/
Calo(カロ)Bookshop&Cafe HP http://www.calobookshop.com/
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2004.7/20 The. 猫とハニーと鴨居羊子の日
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思い立って、東大阪にある石切神社参拝へ。神社そのものより、その前に続く坂道の商店街が目的で行ってみたのですが、なんともはや不思議なトコロでした。「ひろうす」と「よもぎそば」などが名物らしく、期待通りレトロ好きにはたまらない昭和ムード満点の商店街でしたが、霊感占い&「だらにすけ丸」などを売る薬屋がやたらと多いのと、本気でお百度参りをしている人が結構いたのには驚きました。参拝客の真剣味が他とは全然違うの。あと町中いたるところに猫がひそんでいて、異様に人なつこいのも気になりました。病気を治す民間信仰と同時に猫信仰?も息づいている神社なのでしょうか…?そういえば謎の猫グッズ専門店もあったし、道にも猫っぽい石像があったり、思わず萩原朔太郎の小説「猫町」に迷い込んだ気分に。モンド好き、猫好き乙女はぜひ一度訪れてみては。かなりディープです。
帰途、仕事に戻るUNDERSON氏と別れて一人で久しぶりにキタへ。阪神百貨店の地下にあるはちみつ専門店「ラベイユ」に寄った後、ずっと行きそびれていた鴨居羊子の下着店「チュニック」へいってみることに。ずいぶん前にSuper!の井口さんにチュニック製のティッシュケースを見せてもらって以来(確か、黒地に大きくて真っ赤な唇が縫い付けてあるすっごいデザインだった)いってみなくては!と思っていたのですが、なぜか今日まで実行できずにいたのでした。キタには阪急三番街と八番街に直営店が二箇所あって、両方いってみました。感想は…これからもし行ってみたいと思っている人がいるとしたら、八番街の方がビルもレトロだし、一応鴨居羊子の本もディスプレイしてあったりで雰囲気があっておすすめです。三番街の方は両サイドの下着屋さんに無惨に埋もれてしまってる感じなので…。ただし、八番街のチュニックは、5人も入ればもういっぱいかも!?というほど狭い空間に、威厳のあるマダムの店員さんが2人もいるので、かなりの緊張を強いられます。本当は写真入りでレポしたかったのですが、言いだせず(悲)。商品はエナメルっぽいてらてらした感じの素材&リボン使いが多く、確かに他にない微妙なセンスと雰囲気のお店ではありました。神戸本社だけに、芦屋の奥さまとかが愛用しているのでしょうか?HPにあった鴨居羊子現役時代のデザインの復刻版下着などがでれば、ぜひ買ってみたいのですが…。
ラベイユHP http://www.Labeille.jp/top.html
チュニックHP http://www.tunic.co.jp/index.htm
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2004.6/26 Sat. フレンチ雑貨と亀と豆腐の日

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中崎町に本日オープンした雑貨屋さん「JAM
POT」へ。オーナーのあんこさんが撮る写真のキラキラした感じが好きで、サイトの方はひそかによくのぞいていたのですが、雑貨屋を開くと知ってからはずーっと楽しみにしていたのでした。彼女の写真は等身大の女の子的日常というか、青春!(笑)というか、そのまっすぐキュートな人生がちょっとうらやましくもあり…。サイトにあるオープンまでの日記も素直に応援したくなる感じで(全然知らない人なんですが)お願いしてDMなども送っていただき、いよいよ今日の日を迎えるハコビに。ひとつひとつのモノが丁寧に選ばれていて、細部まで凝ったディスプレイといい、雑貨への愛が伝わってくるなんとも可憐な空間でございました。
北浜のnoff*noff、堀江のシャムア、そして中崎町にはJAM POTあり?大阪フレンチ雑貨屋3すくみ状態でぜひがんばっていただきたいものです。中崎町は他にも古着屋の「陽炎座(かげろうざ)」とか「コモンカフェ」など濃い(いや個性的)な店も多く、今後ますます盛り上がりそうな予感。その後、南森町まで戻り天満宮の「星合いの池」の亀にエサをやり、天神橋筋商店街をちょっとぶらついてから帰途へ。この商店街にある「前田豆腐店」という店の高級豆腐が去年から気になっているのですがこの日も結局、買いませんでした。豆腐1丁がなんと500円〜1,500円もするので、失敗は許されぬ緊張感が…。でもしょっ中TV取材などもきているようだし、たぶんおいしいのではないかと。見た目はふつうの豆腐よりややクリーム色がかっていて、豆腐以外に豆乳プリンなども自慢なようです。本当においしい豆腐は醤油とか何もつけなくてもおいしい、とよく言いますが、ここのはそういうヤツなのでは?と期待だけはふくらむのですが。
JAM POT/ 大阪市北区中崎3-2-31 TEL: 06-6374-2506 http://jampot.sunnyday.jp/
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2004.6/16 Thu. ゴールデン・ファッジ・ケーキ

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南船場や堀江に飽きた大人たちが今新町に集っている(らしい)という噂を聞き付け、さっそく午後から探索に。いつもは単なる「通り道」でしかなかった界隈なのですが、改めて見るとそういえばフレンチとかイタリアンなどのお店が唐突にできていて、街全体が「美味礼讃」ストリートに変貌しつつあるようです。ちゃんと空間プロデューサーがいて有名シェフがいて、という感じの店が多いので、やや敷居が高いのは否めないのですが…。この辺りはもともと江戸時代から置屋や揚屋などが軒を列ねる花街だったらしく、そのせいか妙に静かで、確かに他にない艶っぽい雰囲気をもつ場所ではありました。
さいきん仕事が開店休業状態のためコースフレンチなんてあまり縁のない話なのですが、せっかく来たのでたぶんここが新町系の中心?(と、勝手に決めつけた)カフェ「ゴールデン・ファッジ・ケーキ」にて焼りんご&コーヒー注文。色も大きさもバラバラな椅子たちがゆる〜く、しかもセンスよく絶妙に調和している夕暮れのテラス席はとても気持ちがよく最高でした。思わず鎌倉とか海辺の街にきたような錯覚に…。アメリカかぶれのオーナー夫妻による、ジャマイカ風チキンや特大チーズバーガーなど素朴でワイルドなメニューも新鮮。
近くにはスコーンが絶品の「Tea For Two」や「ROCA」など乙女系カフェの他に、雑貨屋、古着屋などもあり食事以外も結構楽しめます。新町にはあやしい噂もいくつかあり、某専門学校の中庭でカンガルーが(違法に?)飼われている(らしい)というのもそのひとつ。当分新町から目が離せそうにありません。
ゴールデン・ファッジ・ケーキ/ 大阪市西区新町1-25-13 TEL.(06)6538-2212
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2004.6/15 Wed. 纏足とお針子、青いパパイヤ
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フランス趣味のアジア映画を立て続けに2本、観ました。「小さな中国のお針子」と「青いパパイヤの香り」。「中国の〜」の方は、アメリと同じアルバトロスの配給ってことでもっと素朴でかわいらしいラブストーリーを想像していたのですが、堕胎シーンなどもある結構ヘヴィな内容に驚き。仙人が住んでそうな中国の辺境でヴァイオリンを奏でたり、お針子の少女にバルザックを読み聞かせるシーンなどはとてもロマンチックで素敵だったのですが…。この前日に行った「上海新天地」で売っていた痛々しくもかわいらしい纏足靴の印象とも相俟って「中国女性にとって自由とは…?」と、珍しく人生の深淵を覗き込んだ気分に。「本が、人とその人生を変えていく」ことがテーマともなっているので、本好きな人なら胸にくるものがあるかも。無知で可愛い少女から知性をもった大人の女性へ変わっていくお針子の「その後の人生」は描かれていないのですが、知らないことを知ることの素晴らしさと、知ってしまったら知らなかった頃にはもう戻れない、本にはそういう諸刃の刃的怖さもあるんだなぁ…と深く嘆息。ちなみに纏足靴って、大きさは2〜3才児の靴サイズなのですが爪先が下に尖っていて、なんとも独特なカタチをしてるんですね。クリームやグリーンのサテン地に繊細な刺繍が施されていて実に綺麗だったのですが、美しければ美しいほどなんとなく怖ろしく(お土産用のレプリカと知りつつ)どうしても買う勇気がでませんでした…。
「青いパパイヤ〜」は、ベトナム女性のアオザイ+シニョン姿が実に素敵でした。アオザイは女性を最も美しく見せる衣装なんだとか。パーティなどで一度はしてみたいファッションのひとつかも。少女ムイのつくるベトナム料理もとっても美味しそうで、画面からエビや香菜、フレッシュハーブ、タイ米を蒸す香りまで漂ってきそう。画像は少女が恋する音楽家のためにつくったある日の夕食メニュー。下記サイトにレシピものってます
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「小さな中国のお針子」公式サイト http://www.albatros-film.com/movie/ohariko/
「シネマ厨房の鍵貸します」サイト http://www.inet.or.jp/cookbook/wr3/
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2004.6/05 Sat. サンルームの憩い
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秋頃に計画しているパリ旅行のため、南森町にある大阪日仏センター(アリアンス・フランセーズ)へ。いろいろな現地情報が聞けて参考になりました。画像はその帰りに立ち寄った、天神橋筋商店街を南へ抜けたところにあるフジハラビルのサンルーム。ビルというより「ビルヂング」と呼びたい大正18年建築のレトロビルなのですが、モンドともキッチュとも言い難い摩訶不思議なムードに大ウケ。1階にはうっすらホコリをかぶったオブジェや油絵、意味不明のガラクタなどが所狭しとディスプレイされてをり、このフロアのみちょっとお化け屋敷的雰囲気も。上の階にはデザイン事務所やアクセサリーのセレクトショップなども入っていて、明るくてシャレた雰囲気なんですけどね。地下では演劇の公演なども行なっている模様。このビルのオーナー・フジハラ氏の分身?とでも呼びたい、かなり大きめのネコの銅像がエントランスや階段の踊り場など、至るところに置いてあるのも印象的です。
正面玄関の階段横にはいつも大きな水槽が置いてあって、中身のディスプレイを毎週件のフジハラ氏が趣向を凝らして変えているのも見どころのひとつ。オブジェには必ず言葉も添えられていて、例えば先月は「5月の朝の新緑と薫風は私の生活を貴族にする――by萩原朔太郎」といった具合。なかなかブンガク的でございましょ?そんなフジハラ氏に「ふだん閉まっている屋上のサンルームが見たいのですが…」と頼んでみたところ「もの好きな人だねぇ」とお誉めの言葉?を頂きました。念願叶ってサンルームでしばしゆったり。昼間も光と風があふれるすごく気持ちがいい空間なのですが、夜になるとこの球体のぼんぼりのようなものに明かりが灯って、なんともファンタジックな雰囲気に。写真ではこのレトロで贅沢な素敵さをなかなかお伝えできないのが残念です。正確にはこのサンルームは4階のギャラリーに併設されているので、これから個展やグループ展などを計画されている方はぜひ検討されてみてはいかが?
フジハラビル/大阪市北区天神橋1-10-4 TEL.(06)6351-6352 |
2004.6/04 Fri. 京都を自転車で
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ふと思いついて早朝からぶらっと京都へ。画像は10年ぶりに訪れた北山植物園の「きのこ文庫」。竺部分が本棚になっていて、観音開きのトビラをあけると子供の本がぎっしりとつまっています。早朝でしかも平日だったため、園内には人っこひとりおらず樹齢何百年という木々ときのこたちに囲まれちょっと異世界に迷い込んだ気分。近くに「水琴窟」という水が落ちるたび木琴のような音をたてる湧き水?スポットなどもあり、天然マイナスイオンを満喫してきました。
ちなみに、京都観光にぜひおすすめしたいのが京阪・出町柳駅近くにあるレンタサイクル。カメラや買ったものなどが入った荷物をもたなくていいうえ、歩くのに比べると断然ラクチンです。朝から夜9時まで借りっぱなしで1,000円だし、御所周辺や西陣など電車やバスではちょっと行きにくい場所にも効率よくサッと移動できて時間を節約できるのもうれしい。
この日はその後、ル・プチ・メック(おフランスパン屋)→さらさ西陣(お風呂屋さんを改造したカフェ)→静香(レトロ喫茶)とまわったところであまりの暑さに力つきてダウン。そういえば、ちょっと前に新選組!関連の謎の仕事で御所周辺のお店をいろいろ取材したのですが、ここのそばが感動的においしかったのでおススメ。せいろに熱いざるそばって珍しいよね?!
http://gourmet.yahoo.co.jp/gourmet/restaurant/Kinki/Kyoto/guide/0102/M0026000907.html
それにしても。京都には学生時代から5年近く住んでいたのですが「あんなに長くつきあっていたのに私はアナタのこと、なんにも知らなかったのね…」と、訪れるたび別れた昔の男(シャイな芸術家タイプ?)に再会するような気分になります。なかなか本音を語ろうとしないカレに業を煮やし、いささか品はないもののパワフルで男気あふれる大阪のもとへ走ってしまった(笑)今となっては旅人としてあこがれるだけの場所となってしまいましたが。京阪神在住の方も、京都へ遊びにくる時には一度ぜひ自転車にのってみては?街のカオがいつもと違って見えるはず。 |
2004.5/28 Fri. 60's アゴーゴー
| 仕事のネタ探しのため、神戸ファッション美術館(
http://www.fashionmuseum.or.jp/src/
)3Fにあるライブラリーへ。ここにはヨーロッパの60〜70年代の古雑誌のバックナンバーがすべて揃っているという噂を某所で聞き付けて以来、ず〜っと行きたいと思っていたのです。期待していた「サリュレコパン」とか「マドモワゼルアージュタンドル」とかは蔵書になかったものの、半日けっこう楽しめました。画像はロリータ全開バルドーが表紙のフランス版ELLE。60年代ものは特に「かわいい!素敵!もって帰りたいー!!」と思わず正気を失うほどの充実ぶり。司書の方の迷惑気?なカオにもめげず、どんどん閉架書庫から出してきてもらいました。ひたすら見まくる→コピーする→また出してきてもらう→最初に戻る、をエンドレスで繰り返しあっというまに夕方に。ヴィンテージマガジン好きの方は古本ショールームとしても活用できるのでは?県外在住でもわざわざ行く価値充分。この日に限って仕事の電話が嫌がらせのように鳴るのが恨めしかったです。今度は1日たっぷり時間をとっていきたい…。 |
2004.5/24 Sun. 手ぬぐい再発見
| gris-grisの東京配布でお世話になった、アーティストの長沢暁さんが「豆本展@おまめ」の絡みで東京より来阪。コンテンツレーベルカフェにて同行のダンナさまと、すでに顔見知りだったYさん(この方も出展者)もまじえてお茶しました。なんだか、あまり初めてお会いする人のような気がせずなんとも心地よいひとときに…。画像は豆本展で見て私がすごく気に入っていた彼女のコラージュ作品を、なんとわざわざポストカードにしてくださったもの。台北の古い絵ハガキをアイデアソースに制作されたそうです。う〜ん、何度みても素敵…。長沢さんからは他にも例のジャーマニイフリペ「Speisekarte」や東京・代官山?「かまわぬ」の日本手ぬぐい(しかも、bibliomaniaにちなんで書架に本が並んだ図柄なんです)など色々と頂いてしまい、そのさりげない贈り物センスのよさに脱帽。私もせめてお土産にたこやきくらいは用意しておくべきでした(泣)。日本手ぬぐいはいざ使ってみると普通のタオルより清涼感があって、しかもインテリアにしっくり馴染むのにビックリ。手ぬぐいといえば以前取材で京都の「細辻伊兵衛商店」という某老舗店を訪れたことがあるのですが、ここのは舞妓さんがスキーをしている図案とか(「よーすべりますなぁ」など、商品名も愛らしい)ガイコツやネコがダンス踊ってたりおもしろ柄の宝庫。が、あくまで鑑賞用で、ふだん使いにするにはインパクトがあり過ぎるものが多かったんです。(明治〜昭和初期の町家手ぬぐいを復刻したものを扱っているのですが、ギャラリーを見ているだけでもおもしろいので興味ある方はどうぞ→http://www.eirakuya.jp/top.html)でもやっぱり家で使うのは、シンプルでそこだけ浮かないようなものがいいなぁと実感。ひょうたんとか、よろけ縞などの伝統柄をこれを機に集めてみようかしら。 |
2004.5/07 Thu. 気になる手づくり本
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堀江の雑貨屋さん・チャルカ(http://www.charkha.net/)のオーナー2人が、カラー出力とホッチキスでつくったマニファクチュア冊子。「蚤の市へいこう!ベルリン篇」とつけられた特集は、伝えたいことだけがごくシンプルにまとめられていて好感度大!でした。ミニコミづくりに必要なものは、お金よりもセンスと他にないコンテンツなのね…という基本を思わず再認識した次第。ガイドブックを見ても蚤の市情報って全体のほんの1〜2Pなことが多く、(私も含め)海外に不馴れなアンティーク&雑貨好きトラベラーとしては不満に思ってた人って多いんじゃないでしょうか?40ページほどのコンパクトな誌面に蚤の市の具体的な場所とデータはもちろん、買い付けた雑貨紹介、ひと休みのフード情報etc、、みっちり情報が詰まってをり小1時間ほどドイツへ完全トリップできました。パリ篇・北欧篇など他国バージョンもぜひみてみたい気が。パッキン、ガムテにはじまる「雑貨バイヤー7つ道具(!)」なども参考になりそう。
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2004.5/06 wed. 珍品堂主人
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連休中は、焼き物・食器関係の本をよく読んでました。日本の名随筆71「食器」(作品社)とか、井伏鱒二「珍品堂主人」(昭和三十八年・中央公論社)などなど。“辨當箱風流考(べんとうばこふうりゅうこう)”という随筆中に昔の遊山弁当というのが紹介されていたのですが、野遊び、浜遊びという言葉もなんか風流でよいなぁと…。空の下の食事って、古今東西とわず無上のたのしみなのかも。そういえば雑誌「Lingkaran(リンカラン)」のお弁当特集のグラビアにも遊山箱(ゆさんばこ)というのが登場してましたっけ。http://www.lingkaran.jp/current/index.html これは徳島の伝統工芸品でとってつきの三段になった弁当箱なのですが、子供用だからか箱の外側がカラフルに塗られていて絵柄がこれまたかわいい。子供達が1人1コづつこういうのをもって春の野辺を歩いていたら、それだけで絵になりそう。撮影に使われていたのはおそらく骨董品の貴重なものだと思うんですが、今もなくなったわけではなく探せば徳島の民芸品店などで見つけられるそう。徳島へ旅する機会があればおみやげにぜひ探してみたいものです。「珍品堂〜」の方は秦
秀雄という実在のモデルがいて、北大路魯山人と共に会員制の料亭「星ヶ丘茶寮」というのを実際に経営していたとか(でもガンコおやじ同士なため、大喧嘩して決裂)。「禿頭を隠すためにベレー帽をかぶり、風が吹かないのに風に吹かれているような後姿に見えるのを自分で感じてゐるのでした」なんて表現に、趣味人で憎めないおぢさまの哀愁が…。(表紙に使われているのは硲伊之助氏作・フクロウ柄の九谷焼絵皿)
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